大平国の軍事

 

概要 大平国の軍事は、直近の世界大戦で超大国の占領を経ており兵器体系は超大国の影響が色濃い。現在では経済的地位にふさわしい国際的な貢献を超大国とともに行っている。常備兵力は68万人程度。陸軍38万、海軍14万、空軍11万、海兵隊5万。海軍に最も経費が注がれている。

 

陸軍 常備兵力23万人。予備役15万人。過去には徴兵制だったが1980年から選抜徴兵に。実質的には志願制となっている。6個軍団(1.2.5.9.10.11)にそれぞれ2-3個師団が配備されている。各師団は完全に機械化されている。装備品の多くは国産。

 

海軍 総人員14万人。8万トン級原子力空母3隻、戦略原潜20隻、天弓システム搭載駆逐艦30隻、その他主要艦艇90隻以上、航空機約1000機を保有する世界第2の海軍である。装備品の多くは国産だが、武器システムなど重要部分は超大国製。全国に8個の鎮守府を持ち、3個の空母打撃群と8つの艦隊を運用する。非常時には大平国沿岸警備隊を指揮下におく。余談ながら超大国海軍はこの3倍以上の戦力を持っている。

 

空軍 総人員11万人。航空機1500機以上を保有し、各地に超大国空軍と共同、間借りで空軍基地を運営している。世界第2の空軍である。装備品の国産比率が最も低い。ただし主力戦闘機は国産。余談ながら超大国空軍はこの3倍以上の規模を持つ。

 

海兵隊 常備兵力5万人。予備役1万人。島嶼攻略部隊に端を発しているが、近年では紛争地帯に真っ先に投入され本隊到着のための地ならしを期待される。最も危険な任務が割り当てられる。主な装備は陸軍、空軍と共通している。

 

大平国の準軍事組織

 

警察 全国に約37万人の人員を持つ。大平国は基本的に治安が良いためあまり重装備ではなく、拳銃のみの所持が基本で、短機関銃や狙撃銃、対物ライフルなどの重装備は特殊部隊や銃器犯罪専門の部隊にしか配備されていない。またデモや暴動の鎮圧、要所の警備を専門とする部署は銃装備こそないものの、ポリカーボネートの盾や全身に装備するプロテクターやヘルメットなどの威圧感から独特の存在感を放っている。

 

沿岸警備隊  500万km2以上の広さがある大平国の排他的経済水域と領海を警備している。2万人の人員と大小あわせて627隻の船艇と130機の航空機を保有している。基本的な業務は他国と同じく領海警備、人命救助、航路管理などを行なっている。