大陸由来の強力な伝染病は大平島現住民族に非常に深刻なパンデミックを引き起こした。700万人ほど存在した原住民族の人口は50年間で半減したが、その後は進んだ医療技術の導入や進歩した耕作技術による食糧事情の改善、免疫の獲得によって急速に回復し、混血が進んだこともあり70年後の1700年には800万人まで回復した。その後は植民地として、本国に比べて低開発地域とされ人口増加は緩やかであったが、独立を機に富国強兵を進めたこともあり、急速に人口増加し、1930年代には1億人を突破し、近年では1億8千300万人台で安定している。